今年最後の日記

今年最後の日記になった。
こんな下らない日記を読んで下さっている方々に深謝すると共に、常に人柱になり続けたいと思う今年の最期である。

さて、今年はどうしても「スマートフォン」に代表される『軽量型OS』時代に突入したというのが実感である。
個人的にはどうしても、(実務上も、また検証する必要性から)Mac OS X , Windows 7 は必須なのだが、普段は物凄い古いノートパソコンにVine Linuxを入れて使っているが何の支障もない。むしろ一昔(以上)前のノートPCで軽々動くOSは本当に有難いと思っている。
だが、ここへ来てAndroidやらiOSなどが続々リリースされ、CPUパワーが余っている状態になりつつある。Chrome OSなどもかなり軽量化されているようなので興味深いところである。

チョット前に「ネットブック」なるWindows XPを搭載したPCが売れまくったが、今ではその勢いも止まってしまっている。そうだろう、もう先のない(開発をヤメてしまっている)Windows XPなどにしがみついていてもどうしようもないのだ。それよりもXPよりも軽量で、かつまだまだサポートの続くOSの方が魅力的だからだと思う。


個人的にはBlackBerryOSがお気に入りなのだが、いかんせん日本でこれ以上広がる気配はない。BlackBerryは本当に片手で持てる小さなノートPCだと確信しているのだが、欲張りな日本人はそこにエンターテイメント性を求めているようで、人気はなかなか出てこない。出先で「eMailの返信」とかちょっとした校正などはBlackBerry1台あれば済んでしまう。だから基本的に私はBlackBerryがメイン端末で、iPadやらAndroidはその補足として使っている。まぁAndroidはどちらかというと、趣味性の強いエンターテイメントマシンと化しているが、いずれもあくまで補助的な位置付けである。

来年はどういった展開になるのか全く予想もつかないが、少なくとも「よりシェイプされた」OSが生き残るような気がしてならない。結局10年前から人々が求めているものは「人との繋がり」と「情報を得る」事だけにしかインターネットが使われなくなってきているからだ。それ以上の事はきっと皆ウザったいのだと思う。

来年こそは「飛び付きたくなる」ような製品がドンドン生まれてくれると、日本の景気ももう少し良くなるとは期待している。